#40 夫婦で「告知」に対する意見が分かれたら?

子どもへの告知に夫婦で温度差があるのは自然なことです。焦らず、まずは子どもに愛情を注ぎながら対話を重ねる中でお互いの本音に向き合い、家族として納得できる方法を探していく――というお話をしようと思います。
寺山 竜生 2025.07.09
読者限定

私は常々、「告知はできるだけ早い段階で」とお伝えしていますが、実はそんな私自身も、長女が生まれて間もない頃、いざ告知しようとすると躊躇してしまいました。夫婦で何度も話し合い、妊娠中から絵本の読み聞かせを練習するなど準備を重ねてきたのに、いざ娘の顔を見た瞬間、その難しさに直面し、複雑な気持ちになったのです。

それでも今、私たちは出自について娘と自然に、楽しく話せるようになっています。もし今、告知ができずに悩んでいる方がいるなら、もう一度自分自身と向き合い、子どもと家族の幸せについて、夫婦で本音の対話をしてみてほしいと願っています。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、1913文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
#58 「パパとは一滴もつながってないもん!」7歳の一言に笑って、考え...
読者限定
#57 家族になるとは?——私の支援の原点
読者限定
#56 家族の中にいる、静かな第三者
読者限定
#55 ドナーさんには、会えないの?
読者限定
#54 出自を知る権利は、産まれる前から守られるべきもの
読者限定
#53 「悩む」から「考える」へ、夫婦で進むために
読者限定
#52 妹のときも精子なかったの?
読者限定
#51 他人の幸せを喜べないとダメなのか?