#36 告知と洗脳

告知において重要なのは、親が答えを押し付けるのではなく、子どもが自ら考え、問い、結論を見つけるプロセスを尊重することです。 子どもの声に耳を傾け、彼らが抱える不安や疑問に対して一緒に考える姿勢が必要ではないでしょうか?
寺山 竜生 2025.05.14
読者限定

子どもはとても素直です。そして大人が思っている以上に繊細です。

言葉や文化は育った環境や家庭の中で自然と学んでいきます。自身の出自についても同じです。日常の中で親が出自を自然と伝え続け、その過程の中で生まれてきてくれた感謝と愛情を沢山注いでいくことが大切です。そうすることで、子どもは自分自身が愛されている、自分は望まれて生まれてきて、ここにいていいんだと思うようになります。私は、それが告知だと思っています。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、1531文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
#43 社会のあたりまえをどう伝えるか?
読者限定
#42 あなたの「幸せ」はどこにありますか?
読者限定
#41 「本当の父親じゃないくせに!」と言われたら?
読者限定
#40 夫婦で「告知」に対する意見が分かれたら?
読者限定
#39 本音、ぶつけていますか?
読者限定
#38 妻のドナーに対する考え方
読者限定
#37 血縁がないからこそ見えた“親子”のつながり
読者限定
#35 告知におすすめの絵本シリーズ④(性教育)