#38 妻のドナーに対する考え方

今日は、非配偶者間による精子提供(AID)での治療を検討中の奥様に向けて、女性が治療を考える際に悩むであろう問題のひとつについてお話ししたいと思います。AIDに進むことを決めたきっかけから、ドナーに対する思いの変化まで、私の妻の経験を通してお伝えします。
寺山 竜生 2025.06.11
読者限定

まず、私たち夫婦がAID治療を考え始めたきっかけは、実際に非配偶者間で生まれたお子さんを育てているご家族にお会いしたことでした。それまでは、夫婦でインターネットで情報を調べたり、本を読んだりしていましたが、「提供精子で授かった子どもがいる家族」というものを頭の中で想像するだけでは、どこか現実味に欠けていました。

「どんな家族になるんだろう?」「父親は子どもとどう接するんだろう?」「父と子が全然似ていなかったら、すぐに気づかれるんだろうか……」そんなモヤモヤとした不安が心の中にありました。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、1799文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
#70 AID治療の日々を振り返って。夫の僕が思うこと
読者限定
#69 告知は、もっと小さく始めていい
読者限定
#68 告知は「やりたい」と思った、その日がはじめ時
読者限定
#67 「署名おじさん」だった僕が気づいたこと
読者限定
#66 『授かったら』に、人生を預けていませんか?
読者限定
#65 治療と仕事は両立できるのか? その決断の先にあったもの
読者限定
#64 自分達らしい幸せを描いてみる
読者限定
#63 「血のつながり」に、どんな役割がありますか?