#39 本音、ぶつけていますか?
先週末はらメディカルクリニックさん主催の「提供精子で子どもを授かった親子の会」に参加してきました!100人を超える大規模な会で、私たちAID当事者支援会も全面的にお手伝いさせていただきました。
子どもの年齢や地域ごとのチームに分かれて、告知の悩みや子育ての不安を語り合いました! 笑いあり、共感ありで、まさに「仲間を作る場、心がほぐれる場、未来に向けて1歩を踏み出す場」になっていたと思います!
子どもの年齢や地域ごとのチームに分かれて、告知の悩みや子育ての不安を語り合いました! 笑いあり、共感ありで、まさに「仲間を作る場、心がほぐれる場、未来に向けて1歩を踏み出す場」になっていたと思います!
寺山 竜生
2025.06.25
読者限定

無精子症と診断され、これからどうすればいいのか悩んでいた時期が、私にとって一番長く、そしてつらい時期でした。自分の気持ちすら整理できていないのに、妻の思いにまで耳を傾ける余裕がなく、ただ時間ばかりが過ぎていきました。
提供精子による治療を検討するにしても、妻の年齢を考えると悠長にはしていられない。でも、前に進む勇気も出ず、何からどう始めたらよいのかもわからない。そんな焦りや混乱の中で、「この気持ちをどう伝えたらいいんだ!」と心の中で叫びながら、結局は殻にこもって逃げてしまう日々が続きました。