#14 特定生殖補助医療法案について(その1)
先週は、広島で開催されたJISART(日本生殖補助医療標準化機関)に加盟する30施設の看護職50名の方への講演で「AIDで親になること」と題して90分お話してきました。参加者の皆さんからは、「当事者のリアルがわかった」「無精子症と診断されたご夫婦にどのように対応したらいいか勉強になった」と感想を頂きました。今後も無精子症と診断されたご夫婦が孤独にならない為にできる限り多くの施設に声を届けていきます
寺山 竜生
2024.06.12
読者限定
先日6月4日に、特定生殖補助医療法案について超党派の議員連盟総会が開かれました。その内容については、各所で様々な意見が出ていますが、当事者の方から「何がどう自分たちにかかわってくるのかよくわからない。」「なんとなく理解できていない。」「今後の治療はどうかわっていくの?」など。いくつかご質問をいただきました。
そこで、今回のニュースレターでは法案の内容について、できるだけ簡単にわかりやすく説明したいと思います。これからこの治療にかかわっていく方は勿論ですが、すでに子どもを授かっている方も同じ当事者として今後の法案内容の改善に向けて一緒に考えていただけると嬉しいです。