#45 告知をめぐる誤解と本当
前回に引き続き、「告知」について書きたいと思います。私はこの活動をし始めた10年以上前から提供精子治療と真実告知はセットであり、産まれた直後からの告知を推奨して来ました。
しかし、まだ「子どものため」と。 親の都合で告知を遅らせたり、告知を避ける方が多いのも事実です。 そこで今日は、もう少し「告知」についてリアルに感じ参考にしていただきたいと思い、我が家の日常のお話を書かせていただきました。
しかし、まだ「子どものため」と。 親の都合で告知を遅らせたり、告知を避ける方が多いのも事実です。 そこで今日は、もう少し「告知」についてリアルに感じ参考にしていただきたいと思い、我が家の日常のお話を書かせていただきました。
寺山 竜生
2025.09.24
読者限定

先日、長女が図書館でかりてきた絵本を読みながら「ねー、“じんこうじゅせい”って何?」と突然きいてきました。私はてっきり性教育の絵本でも借りてきたのかと思い「え?何の本にでてきたの?」と聞き返すと「ここに、パンダのじんこうじゅせいって書いてある‥」と。
よく見ると、人工授精という言葉が動物の本に出てきたのです。なるほど、と思いその絵本をパラパラ見てから人工授精について簡単に説明したあとに、さらっと、パパもタマゴがなかったからね… と説明を付け加えておきました。