#30 告知の答え合わせ

先日、上智大学の生命倫理研究所で開催されたシンポジウムに現地参加してきました。研究所の新田先生、ドナーリンクの仙波先生、諏訪マタの渡辺先生、はらメディカルクリニックの鴨下先生など、提供精子で子どもを授かる上でのスペシャリストの皆さんの講演で、楽しくもあり大変勉強になりました。一方で社会に対して私たちのような家族を知ってもらうためにもこのような機会は大切だと感じたイベントでした。
寺山 竜生 2025.02.12
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我が家の娘も今年小学生になります。この6年間様々なことを吸収して信じられない成長をしてくれています。出自についてもかなり理解してきてくれていますが、実際どこまでどう理解して何を感じているのか、それは彼女の頭の中と心にしかわかりません。だから時々答え合わせをして娘の理解度を確認しながら、次はどんな風に告知をすすめていこうかと軌道修正する必要があります。

例えば、妹が産まれた時に長女からこんな質問をされました。「ねーねー、私はパパにタマゴがなかったから親切な人にタマゴをもらって生まれたんでしょ?じゃぁ妹は?」

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